2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

THE STUFF 

なるほど、さっきのドラムのセッティングをしてた人も同じT−シャツ着てたわけだ. ドラム2台、ベース、キーボード、そしてギターが2本. ベースの黒人が軽いジョークを飛ばし、会場に一寸した笑いがおこった所で、 カウントを出して演奏が始まった. ”なんだ…

ライブスペース、ロキシー

ラリーに軽い会釈をした後、入り口を通りぬけると、 中はもう満員に近い人で込み会ってた。 スタッフの一人が僕を見つけ、“お連れは?“と聴いてきたので、 “一人です.“と答えると、 ”じゃあ付いてきてください.“ と開いてる席を探してくれた. 腰を降ろした席…

昼下がりのロスの町を、、、

モーテルでシャワーを済ませると、ロスの待ちを散策する事にした。 サンセット通り、チャイニーズシアター、でも、結局、楽器店に寄ってします. 大通りに面したギターセンター等は、ごく新しいギターアンプが所狭しと並べてあり、 僕の興味を満たすものはな…

お昼一寸前、、??

お昼ちょっと前だったと想う. ロスのターミナルにバスが滑り込んだのは、、 (昔の事で定かではない。) 何日か前に、日本から付いたばっかりの時には、 上手く英語をしゃべれるかどうか、心配だったが、 今はその心配も消え、何とか通じてると自分でも感心し…

朝の10時を過ぎたころ、、、

朝の10時を過ぎたころ、道の廻りにポツポツと家が増え始めた。 廻りを無愛想な、ブロック等で囲わない、道との堺まで芝生をしく積めた住宅が、 あちこちに見え始め、バスの旅が終わりに近づいた事を示唆する. 車の通りもその発てる音で、段々と込み会いを…

バスは、、、

バスは、幾つかの町でお客を載せ、そして降ろしながら、南へすすむ。 窓から見える光景は、かって見た映画のワンシーンが 繰り返されてるかのように通り過ぎて行く. 目に入る色彩が違って見えるのは、まんざら目の錯覚ではないのであろう. 薄明かりから、時…

バスが止まり、、、

うとうとと眠ってしまってた僕を、バスが止まった事で、起された. 辺りは薄明るくなっていた。 時計を見ると、朝の5時30分を廻っていた. 途中の小さな街での休憩だ。 バスにもトイレは付いてたと想うが、あの揺れる小さな個室ではどうも具合が悪い。 目が…

バスは走り始めた。

事故での停車は20分位だったであろうか、 バスの被害もそう大きくなかったのだろう、 何事もなかったの如く走り始めた。 こらが日本だったら、大変だ。 そう、前日タクシーで移動中も目の前の車に、ぶつかった車があったが、 お互い怪我もなく、たいして新…

グレイハンドバス

サンフランシスコでの二日間、ほぼ観光客と化した自分を半分後悔しながら チェックアウトを済ませて、夜遅く、バスターミナルに向かう. アメリカ映画でよく目にする、グレイハウンドバスに乗る事はこの旅の一つの目的でもあった. 一晩のバスの旅. 197…

チャイナタウン

そう、サンフランシスコの街の中でのできごと、、 人どうりの多い街並みを歩いていると、 向こうから日本人とわかる若い女性が、ツカツカと歩いて来て、 “日本の方ですか? お土産は買われましたか??“ と聴いてきた. ここはとぼけるに限る、、、、と、 “…

夕暮れのサンフランシスコベイ

ダラスを飛立った機体が、サンフランシスコに就いた時間は記憶にない. およそ昼位だったろう. 調べておいたホテルにチェックインしこれまた調べておいた楽器屋さんをチェックする. サンフランシスコのチャイナタウンも歩いてみよう、、、と計画を立てる.…

次の日、ボストンを後にし、色んな曲目で知られる、サンフランシスコを目指すことにした。 思い出のサンフランシスコ、霧のサンフランシスコ、、 花のサンフランシスコ、サンフランシスコンナイト、 ちょと思い付くだけでもこれだけある.アメリカの中でも都…

ダニー ハザウェイ ボストン ライブ、、

ダニーの代表曲の数々、そしてカバー曲、、 ”THE GETTO”、 ”WHERE IS YOUR LOVE”、 ”A SONG FOR YOU” ”WHAT‘S GOING ON?” 、、、、等のよく聴いてた曲が、 そして、 ”YOU’VE GOT A FRIEND”ま…

声は楽器以上に,,,

声は楽器以上にその伝えたい物を伝えてくる。 それが言葉を違えた人同士であっても、、 最初の一曲目でそう感じたダニーの歌、 最初に出会ったのは、‘70年ころ、 それまでの黒人ソウルミュージックとは一寸違った感じで、 その当時ブルーズ一色だった僕の…

ダニーハザウェイ、、

フィービースノウのコンサートの余韻を体中で暖めながら、 先日たまたま見つけた、“ブルーノート”へと足を運ぶ。 そうダニーハザウェイのライブが開かれるからだ。 歩くこと10数分、、、、“BLUE NOTE”の文字が見えて来た。 ライブのはしごでも、こ…

フィービースノウ @ ボストンシンフォニーホール

中央に12弦のES−335を抱え髭を蓄えた男性、 そしてギター、ベースにドラム、キーボード。 コーラスもいた様におもう、、 (記憶がさだかではない。) おもむろに男性が歌い出す.シンガーソングライターらしいのだが、 柔らかい歌声が心地よく響いた. 次…

ボストンの、、

車に乗って5分位のアパート風の家についた. 階段を上がって2階の最初の部屋のドアをノックすると、 鍵が開き、中から若い女性が顔を見せた. ロバートの顔を見て、部屋に招き入れてくれた. 部屋の中では、12人位の人が、車座になり、 其々がギター、マ…

ロバートトノ再会、、、2

“食事は?” の声に、二人見合わせて、 お昼がとっくに過ぎてしまってたことに気がついた. “それじゃ食べに行きましょう“と、 彼女の運転する車に乗って、レストランに、 そして、“甘い物は大丈夫?“、、、“勿論“ と答えると、 アイスクリーム屋さんに連れて…

ロバートとの再会

ボストンの冬の朝は冷え込んでいた. 窓から近くの家の高い煙突が出す煙が いくつかの塊を作りながら白く空に上っていた. 朝食をすませ、バッグとギターケースを手にホテルを出て、 ロバートの住むケンブリッジへ向かった. 朝の通勤時間をとうに過ぎてたので…

この1976年は、色んなアーティストが全米トゥアーを行ってた時期で、 その殆どが、それを、ライブLPとして発表した時期でもあった. 感謝祭の日のサンフランシスコでの ”ザバンド“ラストワルツ“に始まり、 ロス、ボストン、ニューヨーク、何処の場所で…

RESOPHONIC

NATIONAL RESOPHONIC 1950年代後期から、60年代中期の間に作られたと想われる、 スチューデントモデル。 所謂、フォークリバイバルの際に生産中止状態であった、 リゾネイタ―ギターへの人気を見越してソリッドボディーで、 低価格で…

ナッシュビル、、、

店を出て、通りを歩くと、 階段の前に立った女性は合いも変わらず客引きをしていたが、 その餌食になる訳にはいかなかった. 通りを出きるだけ離れて前を通り過ぎた。 が、敵もさるもの、階段の入り口からスーット近付いて来て、 ”HI、HONEY,”と来た.…

ナッシュビルの一夜

ホテルはすぐに見つかった. そのギターショップから、2ブロックほど歩いた所だった. 部屋に上がり、荷物を置き、まだ暮れ始めた町に夕食を食べに行く事にした。 先ほどの“アーネストタブ”のギターショップに近い所に、 それらしい場所を何件か見つけて置い…

11/29 NewYork―Nashvill 

CONTINENTAL AIR LINE のナッシュビル行きの国内線に乗り込み、飛行機がワシントンで一度着地した際に、ペンタゴンなどを見た事はうっすらを覚えているが、睡魔に襲われ気が着くとナッシュビル近くだったと思う。 それにしても陸地をズー…

サインは、、、、

大都会の誘惑に負けそうになりながら、やっとの思いで帰り付いたホテルは、 昼間はそうにぎやかな所だとは感じなかったが、 ミュージカルシアターや、映画館、等の建ち並ぶ街のすぐ近くに位置してた。 窓からは、映画などでよく見る、 煙を口から“フーッツ”…

ミゾレ混じりの摩天楼

ネオンの輝きに後押しされながらビルの谷間を歩いていると 急にお腹がへってきた。 寒さから,頭の中で浮かんだのは, ケネディ―国際空港からタクシーで移動の時に チラッと見かけた“札幌ラーメン”の看板だった. それは如何にも暖かそうな、赤い文字で、そ…

ニューヨーク、アレックス.

彼がこの店のオーナー、アレックスである事は、 すぐに分った. 当時発売されて,人気を読んでたカタログ雑誌のハシリ “MADE IN USA“で、ギターを抱えた写真が乗ってたからだ。 彼はそのケースをガラスケースの上にゆっくりと降ろすと、 両脇のヒン…

、、、、

彼もまだ、ナッシュビルには行った事はないと言ってた。 “良かったらその後ボストンにおいでよ、、“ 彼の軽い気持ちの誘いに反応してしまった。 、、、、ニューヨーク、、、、ナッシュビル、、ボストン、、、 とすると、、 フィービー、、、&、、ダニー、、…