声は楽器以上に,,,

mrtasty2005-02-15

声は楽器以上にその伝えたい物を伝えてくる。
それが言葉を違えた人同士であっても、、 

最初の一曲目でそう感じたダニーの歌、
最初に出会ったのは、‘70年ころ、
それまでの黒人ソウルミュージックとは一寸違った感じで、
その当時ブルーズ一色だった僕の耳に入ってきた。
京都の喫茶店、“マッコールス“(後にギ―)で、、
ダニーハザウェイと、ロバ―タフラックのデュエットLPで、
このレコード、実に全曲が素晴らしい、
ダニーの奏でるローズの音と音の合間まで、
なにかの緊張感が漂い、ギターもおいそれとは無駄音を
出す事も出来ない位のレコーディングセッションであったろう事が想像される。

ちょうど、同志社大の講堂でのコンサートがあるという事で、
その喫茶店に集まる音楽好きな者でバンドを作って出る事になり、
僕はベースと歌をやる事になった。
宮崎の“やどかり”で知りあった、高田マミ(現在福岡在住)がピアノとヴォーカル、
ギターに浅川マキのステージにも立った人、
オルガンに京都大学生、ドラムが写真家内藤さん、のメンバーで、
そして、“OH HAPPY DAY“ 等、何曲かを練習したのだが、
その中に、ダニー&ロバータの名演で知られた
“YOU‘VE GOT A FRIEND“も入っていた。
それから、この曲は僕のステージでの最も大事な曲のひとつになってる。
その時の演奏は当時友人の間では結構評判がよく、
その後、西部講堂でのライブの話も出て、同じメンバーで再演した。