2005-01-01から1年間の記事一覧

こちらも一ヶ月ぶりの、、、

書き込みです。 画像を見ていたら、こんなギターを持ってる事を想い出しました. イタリアのEKOです。 このメーカーは、早くから日本にも輸入されてたと想うのですが、 (ルイズルイス加部さんなどが使ってた、ロケットベースもそうだったです、) このギ…

それではリクエストにお答えして、、、

ボディーのアップを、、、

そしてこんなギター

ある時アメリカのオークションサイトを調べた時にたまたま見つけたギター、 COURTとの名前がある物の、完全なるカスタムオーダーで作られたギター。 NATIONAL の彫金をそのまま映したようなボディー、 ネックの裏も同じ金族でカバーしてありま…

ギターの話し、、

このギブソンCF―100は、1976年にアメリカの建国200年を記念して色々と出版されたカタログ本の記事にて知りました. そしてアメリカのディラーを探す事、5年位後に、ナッシュビルのグルーンで見つけて入手した物です. 1953年生だと思います…

ロス最後の3日間、

目覚めるとソファー式の簡易ベッドから落ちていた、 寝る時に抱いていたギターと一緒に、、 あれはギターだったのか??? テレビを付けるともう10時近くになってるようだ. すっかり寝過してしまった頭を覚ますためにシャワーを浴びる、、 シャワーの最中…

ドアが開く音がして、、

ドアが開く音がした。 ギターを弾きながら目を遣ると、 ドアが開いた一寸の隙間から、彼女の顔が濡れた髪の塊の中から 微笑みながら顕れ、 “汗一杯になてるでしょう? 一緒じゃ、いや???” いやな訳がない. 返事もせずにすぐにギターを置いて、 スボンを剥…

曲に会わせて、、

ブルースを一寸早目にしてブギー調に弾きはじめたら、 彼女は体を大きくのばして踊り始めた. もっと早くリズムを刻むと、段々調子に乗ってきたのか、 激しく両手を交互に上げ、 昔ゴーゴーバーでよく見たモンキーのように踊った。 どれくらい弾いたであろう…

、、の続き

からっぽのコップを置くと、 底に少しだけ残ってたワインをゴクリと呑み終えた彼女の目は、 一段とトロット見えた. フッーツと大きく息をはいて、目を丸くして見せた. ”、、JUST LIKE A LITTLE GIRL、、” 軽く歌うと、、にっこり笑って、…

モーテルの夜、

机の上の食事は段々と残り少なくなって行った. 僕は持って来たミルクをがぶ飲みしてたが、 彼女は冷蔵庫から出してきたボトルから ワインらしき物をユックリと口に運んでいた。 舞台化粧の内からほんのりと浮かび上がるようなアカミがさし、 舞台でのピンク…

モーテルの夜、

そう言うと彼女は右手に持ったフォ−クを置き、電話口に歩いた. そしてすばやくダイヤルを廻すと、 しばらくの沈黙を置いて、早口に話し始めた. 僕はフォークを持つ手を止め、音を発てないようにしていた. 先ほどまでの話しかたとは違う、 ある意味事務的な話…

ロスのモーテルで、、

その笑顔は、まだステージメイクが遺されたままだった. 帰りついてすぐに、急いでこの料理をした事が伺えた. スクランブルエッグに、ベイクドポテイト、サラダ、コーンスープ、 そしてブレッド、と言った一見粗末な夕食だが、 僕のそれに比べたら各段の違い…

ロスのモーテルの一室

可笑しくなった自分を僕は笑った、、、 そして買ってきた食料の入った袋を開け、 男ならではの夕食だ. ハンバーガ―にミルクに、、、 と小さい机に並べようとした時、 “RIーN、RIーN“ と電話のベルが鳴った. ”HELLO”と電話に出ると、隣りの部屋の…

ロスの夜

早口での弁解じみた言葉の連射に、 彼女はステージで見せたとおなじ可愛らしい、 まるで少女のような笑顔をかえして、言葉をさえぎった. “わかってるわ、、真赤になった顔を見たら、わかるわよ、”と答えてくれた. 急に嬉しくなった僕からも、笑顔がこぼれた.…

ロスの夜、、、

薄いピンクのT−シャツに、白いジャケットをかけた スラリとしたジーンズ姿の女性が両手に買物袋を下げて歩いて来た. 明かりの少ないそのモーテルの入り口付近を横ぎるように歩き、 僕の泊まってる部屋の隣りのドアの前に立った. そして鍵をバッグから取ろう…

ロスの夜

廻りからの冷やかしの笑いが収まるのを待って、 背を少しおこして.周りに目を配った. 先ほどのダンサーは袖に引き、 次のダンサーを待ち受けている視線を避けながら、出口へと歩いた. 音楽がスピーカーから流れ出し、観客の目は又ステージを見据えている. ス…

ロスの夜、、、

実に考えられた選曲なのだ. 感心してしまう。 曲が荒荒しいギターのリフに変わる、 "LET'S SPEND THE NIGHT TOGHTER" 一旦ステージ袖に姿を消したダンサーは、衣装を変え、弾けるように飛び出してきた。 両手を頭の上で広げて打ちつけながら、観客を煽る。 …

ロスの夜、、

夕暮れのロスに、駐車場の角からやけに目立ったネオンの“NUDE”文字に 吸い込まれるように暗い部屋に入った. アルコールは別に弱いわけじゃないけど、呑まなくっても全然平気だけど、、 折角アメリカに来てアメリカの何も知らないで帰るのもなんだと想い…

ロスの夜は、、、

想い足どりで道を歩くと、、、今まで輝いていた街も、なにか色あせてくる、、、 そうなんだ、心の色は周りにも反映して目に入る時は、心色になるんだ、、、 そうなると行動が違ってくるのか、前から歩いて来た白人の男性に声を掛けられた、 “何してるんです…

あのヴィッキーだ、、、

1971年だっただろうか? 浅川マキの照明を担当されてた方に誘われて、 日本青少年会館で行われた、コンサートを見に行ったことがあった. ある日本人ミュージシャン(下田逸朗)の帰国コンサートだった. そこにアメリカから連れかえったと言う二人のシンガ…

目が覚めると、、

昨夜からテレビを付けたままになってたみたいだ. もう10時を廻ってた。 今日はギターを探しにロス中を歩こう. そう思い、シャワーを浴びて洗濯をすませ、部屋の中に干して、部屋を出た. サンセット通りの何軒かの楽器店、質屋、見て廻った。 めぼしい物が…

ロキシーの夜はふけ、、

STUFFのグルーブが印象深すぎて、 ジョンメイオールのバンドの演奏がカスンでしまった。 音圧でもジョンメイーオールの方が増していたのだが、 スタッフのリズムの作りが、 今までに経験したことのなかった物だったからかも知れない. 2ドラムでもうる…

ステージに目をやると、、、

セッチングも済み、スタッフが袖へと引っ込むや、 客席などのテレヴィカメラが準備万端の体でステージに狙いを定め出した. ドラムが、ホーンセクションが、ベースが、そしてギターが、 テレキャスを左利きに構えるギターリストはちょっと見、メキシカンに想…

日劇の興奮を胸に、、、

その日は、12月21日だったと思う. レコード店で貰ったジョンメイオールのニューポートでのポスターを 大事に抱えて有楽町の日劇に向かった. それが曲がらないように随分気を使って演奏を見た記憶がある. そして演奏が終わり、出口に向かう人の波も、上手…

インターミッションをおいて、

しばらくのインターミッションをおいて、 いよいよ JOHN MAYALL BLUES BAND の登場だ. ステージ上には先ほどまでのセットが降ろされ、 フェンダーのトィーンリバーブが2台、 そしてなにやらその一台の上に、 真空管が何本か刺さった形も…

興奮もさねやらないまま、、

STUFFが、ステージから降りるやいなや、 スタッフが8人くらい現れて機材の撤去、 そして次のセッティングを始めた。 同席していた3人のグループは時計に目をやり僕に声を書けてくれた. “今から他に行くけど一緒に行かない?“ ありがたいお誘いだった…

THE STUFF 

なるほど、さっきのドラムのセッティングをしてた人も同じT−シャツ着てたわけだ. ドラム2台、ベース、キーボード、そしてギターが2本. ベースの黒人が軽いジョークを飛ばし、会場に一寸した笑いがおこった所で、 カウントを出して演奏が始まった. ”なんだ…

ライブスペース、ロキシー

ラリーに軽い会釈をした後、入り口を通りぬけると、 中はもう満員に近い人で込み会ってた。 スタッフの一人が僕を見つけ、“お連れは?“と聴いてきたので、 “一人です.“と答えると、 ”じゃあ付いてきてください.“ と開いてる席を探してくれた. 腰を降ろした席…

昼下がりのロスの町を、、、

モーテルでシャワーを済ませると、ロスの待ちを散策する事にした。 サンセット通り、チャイニーズシアター、でも、結局、楽器店に寄ってします. 大通りに面したギターセンター等は、ごく新しいギターアンプが所狭しと並べてあり、 僕の興味を満たすものはな…

お昼一寸前、、??

お昼ちょっと前だったと想う. ロスのターミナルにバスが滑り込んだのは、、 (昔の事で定かではない。) 何日か前に、日本から付いたばっかりの時には、 上手く英語をしゃべれるかどうか、心配だったが、 今はその心配も消え、何とか通じてると自分でも感心し…

朝の10時を過ぎたころ、、、

朝の10時を過ぎたころ、道の廻りにポツポツと家が増え始めた。 廻りを無愛想な、ブロック等で囲わない、道との堺まで芝生をしく積めた住宅が、 あちこちに見え始め、バスの旅が終わりに近づいた事を示唆する. 車の通りもその発てる音で、段々と込み会いを…