ダニーハザウェイ、、

mrtasty2005-02-14

フィービースノウのコンサートの余韻を体中で暖めながら、
先日たまたま見つけた、“ブルーノート”へと足を運ぶ。
そうダニーハザウェイのライブが開かれるからだ。
歩くこと10数分、、、、“BLUE NOTE”の文字が見えて来た。
ライブのはしごでも、こんなに豪華な物は今までに経験もないし、
今後も経験出来ないと想える組み合わせだ。
(二人とも他界した今となっては、なおさらだが、、、)
なんとか開演前に到着し、階段を下りて行った。
地下の会場には、まだお客さんが少ない。
ステージのすぐ前に中年の白人のオバサンが、3にん。
後ろから見ても、そわそわとした様子が伺い知れる。
他に何人のお客さんがいただろう、、
それくらい閑散とした会場のまま、
背の高い白人のギターリストが、
見た事のないメーカーのフルアコ―スティックギターを抱えてステージに右手に、
ベース、ドラムがステージのやや後方につくと、
ギターを中心にしたトリオでの演奏が始まった。
トリオでの2曲めのインストナンバーが終わるころ、
僕の右後方の席に二人の黒人が座った。
そして、2曲目が終わると、ギター奏者がマイクに向かい、
“LADYS AND GENTLEMEN 
  PLEASE WELLCOME DONNY HATHAWAY“ 、、と、
ダニーをステージに呼び上げた。
ダニーは、お客さんの少ないことに気分を悪くした様子もなく、
トレードマークとなってる、ステージ上のフェンダーローズピアノに向かった。
そして、 スティービー、ワンダ―の名曲
“YOU‘RE THE SUNSHINE ON MY LIFE“ 
を歌い始めるや、ステージ前のご夫人たちは拍手で迎えた。
その歌声は、あの名盤で何度も聴いてた声その物で、(当たり前だが、、)
ピアノのタッチとその声で、又しても天国へ連れていかれてしまった。
右後方の二人の黒人がその声に会わせてハーモニーを付け始めた。
よく見ると、先ほどまでフィービーのステージ上で、
バックコーラスを付けていた二人のFAT黒人ではないか。
一曲目から、この調子だ。たった10人位のお客の入りでも、、、、