増幅器、最近作。


今回は、つい最近出来上がった増幅器です。
機材の整理を始めたのですが、やり始めると、
いろんなものが目に飛び込んできて、倉庫の片隅に会った10インチのスピーカー
が目に付き、やっと形になったものです。
キャビネットは、マーシャルのブルース・ブレイカーの
最初期のモデルを(1964ー5)10x2のCABにしたものです。

アメリカで見つけたのですが、輸送料の関係もあり、
外国には送れないって言ってたのを、
キープしてもらって、安く送ってもらえるところを
1月探して、やっと手に入れました。
そして、アンプ部は、セリアトーンのKITを作り上げ、
ようやっと出来上がりました。
スピーカーは、
ウェーバーの種類の違う10インチを
2発です。
12インチを2発だと、
結構重いし、大きすぎるので、
10x2発が良いなあと、
数年前に入手してたものです。


アンプは、ここ何年かアメリカではやってる、
18ワットマーシャルのクローンです。
18Wというサイトまであるくらい、、
第一期ロック世代が(そういうのかなあ??)
ある程度の年代になって、
マーシャルの3段積なんてもう、、
と思ったのか、、
部屋の中や、小さいライブスペースで
十分な音と思ったのか、、
でもこのアンプ、十分すぎる音を出してくれます。



1チャンネルのプリ部分には、EF86という真空管を使って、12AX7の2個分の増幅を行ってくれる優れものです。
EF86は、最初期のVOX、AC−15や、AC−30に使われてた真空管で、あの、マッチレスのマーク・サンプソンなど、好んでアンプに使ってたものです。
2チャンネルは、通常のマーシャルのトレモロを廃して、トレブル、ミッド、ベースのコントロールを配しています。

           やっと、形になったわけですね、ああ、でも、、、
                  今回のミッションは、機材整理でした。。。