ギターショウ、、、
ギターショウの話の流れで、、私のギターを、、、
最初に手にしたのは、中学時代,1964年、グヤトーンのエレキギター、
そして高校を出て大學に入るとブルースに興味をもって,
当時住んでた埼玉県鶴ヶ島の近く、
川越の質屋さんに下がってた中古のヤマハFG‐180。
サンハウスのLPで見たナショナルに心を奪われて,探し始めたのが,
“NATIONAL STEEL BODY STYLE O”
1972年レコードやさんの壁にあったボニーレイットのLPを聞いて,
ますます欲しくなり,アメリカのフォクミュージックのミニコミ紙
“SING OUT”の裏表紙の小さな広告を見付けて手紙を書いた。
2週間ほどして到着した返事を見ると,
NATIONALが3本映った写真と共に,
”私が過去売ったギターは,ビートルズのジョージハリソン,
ボニーレイットなどが使っています。“
”えーっつ”!!でその夜,はやる心を静めながら,
始めての国際電話,生憎、その日は留守で繋がらなかったが,
次の日,電話もつながり,ギターを買いたい胸を伝える。
そして1ヶ月過ぎて,日通の海外小包が家に届く。
厳重に梱包された箱の中から,黒いギターケースが顔を出す。
ケースを弾き出す手が震える。
開けると、そこにはあのサンハウスのジャケットで見た
銀色に光るボディーが、、、
その夜、再度国際電話をかけ,ギターが非常に良い状態で届いた事を告げ,
感謝の気持ちを伝えた。
ボストン、ケンブリッジに住む彼は,
ハワイアンスライドの研究もしており、
YAZOOからでてた“ソルホーピー”のレコードの監修者でもあった。
その後,彼をボストンに尋ね,彼の出したばかりのLPを50枚日本に持って帰り,大阪のサカネ楽器店で販売して頂いた。(サカネの吉村さんお世話になりました。)
因みに上のギターは,1990年代に再生産され始めた際に手に入れたもので,
シリアル,18盤、今は,元サザンの大森君の手元にあります。