昨夜、、

LDの中に、グレートフルデッドをみつけ、観てると、
サンフランシスコの‘60中期の様子が、、、
“アシッドテスト、” で思い出したもう一つのエルビンさんに関するお話、、、
これもジャズドラマ―の友人に頼まれて、
”エルビンさんのリストに載ってないレコードを見つけたけど、
日本のレコード店何処探してもないんですよ、、”の言葉に、
アメリカのオークションサイトで、探すこと、一週間。
ありました、その時$15.00位、彼の友人は、そうしても入手して置きたいとの事で、
$50.09でのBIDD!! 
そして次の日、メールをチェックしてると、みなれない名前のメールが、、、
(当時は今ほどに迷惑メールが外国からも届いてなかったので、、、)
ダニエル ムーア、と名乗るそのメールを読むと、、、
“貴方はなんドル出してこのレコードを落すつもりですか?
実はこのレコード、私の為に録音した物も入っているので、
今回$20,00で入手しようと想ってました。“
早速、返信で、“実は私の友人で、エルビンジョーンズさんのレコードを完全に集めたいと想ってるジャスドラマ―がいて、このレコードは彼の持ってる演奏リストに載ってない物で、ぜひ入手したいと頼まれて入札しました。“ そして次の日、、
“私は、詩人で、”BLIND BEE KEEPER ”と言う本を出してます。
当時、私の友人 アレン ギンズバーグが、ウィリアム ブレイクの詩を読み、それにジョンコルトレーンが演奏を付けるという試みでサンフランシスコの本屋さんの倉庫で録音した物で、私もその場にいたので、つい想い出と思い入札に参加したのです。でも$50,00は出せませんので、そのジャズドラマ―さんに楽しんで貰って下さい。“ との事、、
“分りました、貴方に取ってそんなに大事なものなら、私が落札した後、貴方に送って頂くようてはずをします。“ とメールをした後、友人に話すと、次の日、
“別に安くで出品されてるのを見付けました。“と友人からの知らせ、
すぐに、ダニエルさんに、アドレスを送り、“同じレコードが出てました。“
”すぐに入札してみます。”
で、友人は、$26.00で入手し、ダニエルさんは、$16.00位で入手しました。
そして、お礼のメールが届きました。
“エルビンとコルトレーンの1965年のボストンでのライブを見たけど、
その時エルビンは、一寸怒ってたようで、リズムがハシリギミで、コルトレーンも2−3曲演奏したら、かたずけて帰ってしまったよ。。”と、
今となっては聞く事の出来ない現場の話に、友人もすっかり感激して“インターネットの魔法”を実感しました。