オールドKジル

プッティン・イット・トゥゲザー
ギター弾きに取って、あまりなじみのない、この“オールドKジル“。
友人のジャズドラマ―JUNさんには、私にとっての‘59レスポールのような響きを持ってる物だそうです。  彼とは3年くらい前に知り合いましたが、それからの何ヶ月かは、メールの遣り取りが日に2−3通の濃厚なお付き会いをさせて頂きました。
というのも、彼が古いグレッチや、シンバルを探していたため、私が経験を活かしてアメリカの市場を調べて取り寄せるお手伝いをしてたのです。 そして、色んな事がありました。
まず、その一は、、
彼はエルビンジョーンズを師と仰ぐジャズドラマ―なので、20年くらい前からエルビンさんの参加レコードをコレクトしているそうですが、その数400枚を越え、あと、20枚くらいになってから、みる事もなかなか出来ないレコードを集める事の難しさを感じていたところ、ネットオークションを知り最後の負い込みも出来そうだと想ったそうです。そしてある日、このレコードを落札して下さいとメールがありました。そのサイトを見ると、なんと、何処かで見たようなレコード、、、私が京都でよく聞いてたラグタイムピアノのレコードではないですか。そしてレコード棚を探して、、、ありました。 そのレコードを見せたら、“よくこんな物もってましたねえ、、エルビンさんの参加リストにもないやつで、インターネットで見つけた時、正直ビックリしたんですよ。 私の数少ないジャズのレコードの中にそのレコードがあった事は、驚きでした。 そのエルビンさんが昨年亡くなった時は、エルビンさんの奥さんから直接電話が入ったそうです。彼はその日仕事を休み、1日中、エルビンさんの参加のレコードを聞いて喪に服したと言ってました。
そこでこの“オールドKジル“ですが、わたしが彼の依頼で落札したシンバルが届き、今日取に見えて、箱を開き、試し打ちをするなり、、”うーん、良いですよ。。”  “これでシンバル買うのの終止符が打てそうです。。”  
“50年代の22インチシンバル”今年は彼のドラミング、聞きたいです。