NATIONALを入手後、その2

mrtasty2005-01-22

アメリカの国内線で聞く音楽は、日本のそれとは明らかに違ってた。
カントリーあり、ブルースあり、そしてロック、、
何時間たったろうか、気が付くと、外は霧に包まれていた。
飛行機は旋回しながら、様子をみている。
ロスは霧で着陸出来ないために、近くのローカル空港を探して一時着陸する事になったようだ.
そして待つ事一時間、ロスに向け出発した。
ロサンジェルス国際空港、、何度も映画などでその姿を見ていた、
そこに降りたった。 足がすくむ、、ブルースランドだ。
昂ぶる気持ちを押さえて、急遽連れになったその女の子を、
テキサス行きの航空会社窓口まで連れて行き、交渉が待っている.
それはすぐに見つけることができた。そして難航を予想された交渉も、
私のつたない英語で、なんとかなった。
予約されてたティケットが夜行便で、格安の物だったが、
東京からの飛行機がおくれた為にその格安のまま乗れるかどうかだった。
小さい日本人が一生懸命説明をしているのにほだされたのだろう。。。
そして彼女を搭乗口に連れて行くと、ギターケースを置いて話し込む女性が目に入った.
ブロンドとシルバーの交じり合ったようなチリチリの。
すそに向かって広がるその後ろ姿は、すぐに察しが付いた.
“キャロルキングだ!!!” 間違いなく、ここはロスだ!!
頭の中で、彼女の歌声が響き渡った.